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【ゆすらうめ異聞】の管理人による何でもあり☆ボーダーレス(笑)裏日記です。戯れ言つづり、とも言う?
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えっと・・・先日の記事に合わせて(笑)、このブログのトップ画像を替えています。



実はこれ、某さまにもらった画像だったりします(笑)。ご本人いわく、「おもちゃみたいなもん」らしいですが、どうしてどうして、こうやって見ると立派なヴァイオリンですよね。

そういえば、壊れちゃったストラディヴァリウスが、よほど衝撃だったのか(っていうか相当な珍ニュースですよね)、小鳥さんがブログでいろいろ、薀蓄をかたむけております(笑)。ハイフェッツねたになると、俄然張り切るらしいです(笑)。おヒマでしたら、そちらもご覧になってくださいな☆


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まったく話が逸れるのですが、ヴァイオリンというと、どうしても思い出すお話が幾つかあります。

そのうちのひとつが、前橋汀子さんのお話。ご存知、元祖?美人ヴァイオリニストの走りみたいな人ですね~(笑)。実は彼女って、「あさきゆめみし」(こちらも超がつくほど有名な、大和和紀の源氏物語マンガですね)の六条御息所のモデルになってるんだそうです。

モデルといっても、要するに漫画家さんが、六条御息所を絵にするにあたって、「前橋さんのイメージでいこう!」って決めた・・・ということだと思ってますが。

それを知ったとき、なるほどなあ、と非常に感心した記憶があります(笑)。だって、あんまりにも納得の人選なんですもの。やるなあ、って思ったものです。

ところで>>

余談ですが、わたしは生来ものすご~い天邪鬼なので、「あさきゆめみし」はあんまり好きじゃありませんでした。(と言いつつ読んでたけど。)

漫画家さんの絵が、あんまりにもふにゃふにゃと、正統派の少女マンガじみて感じられたとか。キャラの書き分けが微妙だったとか、そういう嗜好の問題もありますが。(ごめんなさい、絵の好み、すごいうるさいです。きれいな絵だし、カラーイラストはホント、壮絶に美しいと思っていましたけどね!)

でもまあ、たぶん、わたしが元からの源氏物語フリークだったので、「あさきゆめみし」でしか源氏物語を知らない人たちが、周囲にたくさんいたのが、気に入らなかったのだと思います・・・(苦笑)。

ま、若い頃の傲慢ってやつですね。。。

あんなマンガだけ読んで、源氏物語を知ってると思うな~! って、そう考えていたんだと思います(笑)。おまけに、受験勉強のためだけに「あさきゆめみし」を読んでる人もいたので、そういう不純な動機で源氏を読んでる人も、イヤだった(笑)。許せなかった、かな?

あはは、今から考えれば、まったくバカバカしいこだわりですね。誰がどう本を読もうが、マンガを読もうが、その人の勝手なのに(笑)。大好きな人もいるし、どうでもいいと思う人もいるし、マンガを古典の参考書?みたいに扱う人もいるし。そんなの、どうでもいいのに。その人の自由なのに。

「自分と同じような惚れ込み方をしないと、好きだって認めない」

と、まあ、そういう風に考えていたんでしょう(苦笑)。アンタの価値観が、世の中で唯一正しいのかよ、ってツッコミたくなりますね。・・・まったく愚かしいことです、青春のアイタタタ、です(笑)。

というわけで!

以上、「青春のバカヤロー」秘話でした。ちゃんちゃん。
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珍しくも、BLレビューです(笑)。

kuromozu 5

花郎藤子さんのBL小説「黒羽と鵙目」(イラスト=石原理さん)を、5巻まで読みました。おととしの春にまとめて買ったものの、その直後に読み始めた『春抱き』にすっかりはまり、本棚の隅っこに放置されていた本です(笑)。現在は、7巻まで出ているらしいです。

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ストーリーは、いたって単純明快(笑)。

横浜をしきるヤクザ・黒羽組の組長、黒羽斉彬と、腕っぷしの強い美貌の鵙目隆之は、かつて少年院で知り合った。孤高で誰にも与しない鵙目を、黒羽は圧倒的な力で押し倒し、自分のものにする(ちなみに強姦です、犯罪です)。・・・というのがなれそめ。

時は流れて、ふたりは30歳を過ぎたところで再会。ワケあって黒羽組に敵対する暴力団に関与していた鵙目は、その組の離散にともなって黒羽に拉致監禁され、そのままずるずると・・・。

結局、好きなんですけど(笑)。

反発しつつ、ときどき逃げ出しながらも、最後は黒羽の傍若無人な魅力に抗えず、諦念も交えて、一緒に(本人としてはつかず離れず)生きて行くようになる鵙目。っていう構図ですね。

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BLヤクザものにありがちなパターンのひとつ、ではあると思います。

豪快で不遜で、世の中怖いものなしの野獣みたいな攻め(笑)。当然ながら、絶倫で女にもてる(笑)。強引でとんでもないヤローですが、恥ずかしげもなく、あふれるほどの愛情を注ぐってタイプ。(たとえば「最凶の恋人」もそうですね。)

そう、黒羽はある意味、BLの攻めキャラの王道を行ってます(笑)。ワルの王子さまなんだよね。だからカッコいいけど平凡なの。

対する鵙目は、いろんな意味で非・典型的受けキャラ(笑)。ケンカがめっぽう強く、黒羽に依存しない、馴れ合わない。黒羽に対してだけ女になるけど(と自分でもそう言ってる)、腐れ縁の彼女がいるし、面倒見がよくってその辺で拾ってきた10代のガキの擬似・パパもどきをやってる。おまけに薄幸の姉に、やや近親相姦的なほどの献身を見せる。
お引越しの際に、たくさん捨てました。

後生大事に取っておいた、数々のBL雑誌たち(笑)。1999年の「Charade」とか、今は無き「イマージュ」とか、なんだかアヤシゲなものがたくさん。もう何年も手に取ってすらいなくて、埃をかぶってました。

う~ん・・・お宝、だったんだけどなあ。

貧乏留学生だった頃は、海外通販なんて存在しなくて。(仮に存在してたとしても、お金がかかりすぎて無理だったかも。) だからこの古い雑誌たちは、日本のお友だちが、せっせと買ってはいちいち郵便局まで行って、送ってくれてたものです。

ご想像がつくかと思いますが、当時わたしたちはすでに、社会人でした。だから雑誌を買うこと自体は、それほど負担にならないんですね。もちろんいつも、一年分の実費をお支払いしてましたけど(笑)。

でも、忙しい生活を送る彼女たちにとって、毎月のように、時間を見つけて本を私に郵送するってのは、相当な負担であったろうと思います。嫌じゃないだろうけど、本当にめんどくさかったはずです。

・・・今もし、わたしが誰かに「毎月、悪いけどこの雑誌を買って送ってね」なんて頼まれたら・・・?

正直なところ、めんどくさ~!って思ってしまうだろうな。我ながら心が狭いですが、気持ちよく頷いて、にっこりできる自信はありません(苦笑)。

当時のわたしって、ものすごい迷惑をかけてたんだなあ・・・と、今さらながら思う次第。快くそれを引き受けてくれる、ありがたい友だちがいた、ということでもあります(笑)。今になって、感謝の念もひとしおです。(ちなみに、今もちゃんとつきあってるよ~。)

そのせいもあって、送ってもらった雑誌は、それこそ舐めるように(笑)、何度も隅々まで読んでました。少々自分の好みじゃなくても、アホらしい設定や展開があっても。BLを海外で読めるってだけで、ものすごく稀有なことで、そりゃあ嬉しかったものです。
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