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【ゆすらうめ異聞】の管理人による何でもあり☆ボーダーレス(笑)裏日記です。戯れ言つづり、とも言う?
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見たいような、見たくないような。。。

ミュージカル 蜘蛛女のキス

年齢がバレちゃいますが(今さら?)、今から10年ほど前に東京で、同じくミュージカル版の「蜘蛛女のキス」を見ました。麻実れいと市村正親が主演したもので、ものすご~く良かったんですよね。・・・ってか、モリーナ役をやるのに、市村以上の適役はあり得ないんじゃないか、と(笑)。

※ストーリーの説明は省きますので、上記リンクから見てみてね。

しいて言えば、市村がオカマちゃんの役をやると、あまりにもはまりすぎで。。。文句なしに素晴らしいんですけど、でもね~。ホントに女性に見えちゃうのが難点ってのは、おかしな表現でしょうか?(笑)

ウィリアム・ハート主演の映画ヴァージョンみたいに、見た目はど~みても、美しくもない中年のオッサン(失礼!)。なのに心栄えと表情としぐさだけで、この上なくせつない「恋する(バカな)女」になってしまう。。。っていう、その意外性、演劇性、そして演技力のすごさみたいなもの。そ~いうのを堪能するには、ゴッツイおじさんがやるほうが、効果的なのかもしれません(笑)。

※しつこいですが、市村正親はホントに凄すぎですので! 彼の演技に不満だったわけじゃないので、ないものねだり・・・かな。


+++++


ちなみにこの作品、大学生のときに偶然、本屋さんで文庫本を手にしたのが出会いでした。

今から考えると、いっさい予備知識がなく、作家の名前も作品名も聞いたこともなく、もちろん、「その手の」書籍(笑)を探していたわけですらないのに。ふつ~に学生街の本屋さんをぶらぶらしていて、ふとタイトルが気になって手にとって、あらすじを見たら「その手の」本だった・・・という衝撃の初体験でした。

「わたしって、この手の本を掘りあてる特別な嗅覚でもあるのか?」

なんてね、ちょっと悩んだあたり、あの頃はホントに純情だったんだなあ(笑)。今なら、「いい感じに腐った脳みそを持ってるだけに、ほもえろレーダーが働いたんだな~」って、からからと笑っておしまいだろうと思います。。。
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