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【ゆすらうめ異聞】の管理人による何でもあり☆ボーダーレス(笑)裏日記です。戯れ言つづり、とも言う?
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とてもシリアスなんですが、なんだかどうも非現実的で。。。

Teenager's body found in Bridgend

16歳の少女の自殺。

ただそれだけでも悲劇ですが、イギリスのマスコミがここ1週間ほど騒いでいるのには、相応のわけがあります。なんとこれが、この1年間にウェールズ南部のブリッジエンド地区で起きた、17件目の未成年の自殺。

もちろんこれは、どう考えても異様な数字ですよね。

(このエリアの人口は、報道によれば13万人ほどだそうです。たとえ人口がずっと多いロンドンで起きたとしても、やはり非常事態だという気がします。)

「なぜ?」

誰もが、その答えを探しています。警察や遺族は、「それぞれの事件に関連性はない」と言ってますが、偶然と呼ぶにはあまりにも特殊すぎる。

「彼らの共通点は?」
「SNSが絡んでいるのでは?」

マスコミが報道合戦を繰り広げ、よけいに「ブーム」を煽っているんじゃないか、という批判もあります。まっとうな指摘だと思いますが、正直なところ、これだけ自殺の一極集中があれば、ジャーナリストが興味を示すのは避けられないんじゃないかなあ。(無神経な取材や捏造なんかは論外ですが。)

だって、誰だって「なんで?」の答えが欲しいから。それが解らないと、次の悲劇を止めようがないから。

「集団自殺でも何でもない。彼らはそれぞれ、大きな悩みを抱えていたのだ」と、警察は主張します。それを疑うつもりはないけど、でも。それならイギリス全国、いや、世界中のどこの若者も同じはず。

真実かもしれないけど、答えになっているようでなっていない。・・・だから、余計に気になるのかもしれませんね。
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えっと・・・先日の記事に合わせて(笑)、このブログのトップ画像を替えています。



実はこれ、某さまにもらった画像だったりします(笑)。ご本人いわく、「おもちゃみたいなもん」らしいですが、どうしてどうして、こうやって見ると立派なヴァイオリンですよね。

そういえば、壊れちゃったストラディヴァリウスが、よほど衝撃だったのか(っていうか相当な珍ニュースですよね)、小鳥さんがブログでいろいろ、薀蓄をかたむけております(笑)。ハイフェッツねたになると、俄然張り切るらしいです(笑)。おヒマでしたら、そちらもご覧になってくださいな☆


+++++


まったく話が逸れるのですが、ヴァイオリンというと、どうしても思い出すお話が幾つかあります。

そのうちのひとつが、前橋汀子さんのお話。ご存知、元祖?美人ヴァイオリニストの走りみたいな人ですね~(笑)。実は彼女って、「あさきゆめみし」(こちらも超がつくほど有名な、大和和紀の源氏物語マンガですね)の六条御息所のモデルになってるんだそうです。

モデルといっても、要するに漫画家さんが、六条御息所を絵にするにあたって、「前橋さんのイメージでいこう!」って決めた・・・ということだと思ってますが。

それを知ったとき、なるほどなあ、と非常に感心した記憶があります(笑)。だって、あんまりにも納得の人選なんですもの。やるなあ、って思ったものです。

ところで>>

余談ですが、わたしは生来ものすご~い天邪鬼なので、「あさきゆめみし」はあんまり好きじゃありませんでした。(と言いつつ読んでたけど。)

漫画家さんの絵が、あんまりにもふにゃふにゃと、正統派の少女マンガじみて感じられたとか。キャラの書き分けが微妙だったとか、そういう嗜好の問題もありますが。(ごめんなさい、絵の好み、すごいうるさいです。きれいな絵だし、カラーイラストはホント、壮絶に美しいと思っていましたけどね!)

でもまあ、たぶん、わたしが元からの源氏物語フリークだったので、「あさきゆめみし」でしか源氏物語を知らない人たちが、周囲にたくさんいたのが、気に入らなかったのだと思います・・・(苦笑)。

ま、若い頃の傲慢ってやつですね。。。

あんなマンガだけ読んで、源氏物語を知ってると思うな~! って、そう考えていたんだと思います(笑)。おまけに、受験勉強のためだけに「あさきゆめみし」を読んでる人もいたので、そういう不純な動機で源氏を読んでる人も、イヤだった(笑)。許せなかった、かな?

あはは、今から考えれば、まったくバカバカしいこだわりですね。誰がどう本を読もうが、マンガを読もうが、その人の勝手なのに(笑)。大好きな人もいるし、どうでもいいと思う人もいるし、マンガを古典の参考書?みたいに扱う人もいるし。そんなの、どうでもいいのに。その人の自由なのに。

「自分と同じような惚れ込み方をしないと、好きだって認めない」

と、まあ、そういう風に考えていたんでしょう(苦笑)。アンタの価値観が、世の中で唯一正しいのかよ、ってツッコミたくなりますね。・・・まったく愚かしいことです、青春のアイタタタ、です(笑)。

というわけで!

以上、「青春のバカヤロー」秘話でした。ちゃんちゃん。
つい失笑してしまったのが、このニュース。

How to repair a Stradivarius?

ヴァイオリニストのデイヴィッド・ギャレット?

知らないよ、そんな人・・・という、意地悪なツッコミはさておき(苦笑)。このニュースを読んだだけで、「あいたた・・・!」と思わず唸っておりました。

だって、自分ちで階段から転がり落ちて、ごろごろ、ガラガラ、ズッドーン・・・と尻餅をついたのが、なんと愛用のヴァイオリンの上(爆)。それも由緒正しい、290年もののストラディヴァリウス。その名も麗しい「サン・ロレンツォ」という天下の名器・・・なんだそうです。

ああ、おいたわしや・・・!

stradivarius

そりゃあわたしだって、大事なもの、高価なものをうっかり壊しちゃった痛い経験ぐらいありますが、でも、しかし。。。これは、ふつうの「うっかり」では済まされないレベルでしょう。

(この間抜けな・・・もとい、気の毒なヴァイオリニストが落っこちたのが、自分の楽器ケースの上でさえなかったら、たぶんマスコミは、プロの音楽家である彼自身の怪我を心配したことでしょう。)

でも、そこは天下のストラディヴァリウスさま(笑)。演奏家が腕でも骨折したら大変なはずですが、それよりもさらに、楽器のダメージのほうが大変だってことですね。

だって、ストラディヴァリウスに値段なんてつけられないもの。いや、実際には値段がつくことはありますし、とりあえずでも値段がなかったら、保険だってかけられないと思いますが。でも、こういうのはまさに「priceless」でしょう?

なんて可哀相なヴァイオリン。

本当に、胸が痛みます。。。この楽器は現在、空前絶後の大がかりな修理(復元)作業中なんだそうです。バキバキ割れちゃった木の破片ひとつひとつ、丁寧に繋ぎ合わせて、縫い戻しているそうな。

見た目は元通りになるでしょうが、さて、このヴァイオリンは楽器として、以前と同じ音色をつむぎだすことができるのか・・・?

世界中でそれをいちばん心配して、固唾を呑んでいるのは、もちろん持ち主ご本人でしょうね。

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