こんなことを

書くと、きっと岩城さんフリークに怒られるかもしれませんけど。っていうかそれ以前に、わたし自身、不本意なんですけど。

でもときどき、彼がわかるなあ、と思うときがあります。痛烈に、切実に、涙が出るほど。

クソ真面目で、完全主義者で、世間の目がどうしても気になってしまう臆病なA型気質。基本的に、あまり感情や感性で突っ走るタイプじゃありません。明るいほうでもないので、悩み始めると、どんどん悪いほうに思考が下降していく。ぐるぐる考えて落ち込んで、浮上するのに時間がかかります。


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助けて、って思うけど。

でもそこには、誰もいない。
いないとわかっていても、誰かを求めて手を差し伸ばしてみる。
でもやっぱり、そこには誰もいない。

ああ、やっぱり錯覚だったんだ。

涙が涸れるまで、そこで孤独に耐えるしかない。
ふだんは独りが好きなくせに。
そういうときは、寂しさに押し潰されそうになる。

それを何度も繰り返してるうちに、わかるんだ。
自分には、誰もいないんだって。
自分を助けてくれる人なんで、どれだけ待っても、どれだけ呼んでも永遠に現れないって。


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わたしには、誰もいない。
そう思い知るのは、もういやなんだけど。
でも人間はバカだから、性懲りもなく夢を見るんだよね。
見果てぬ夢ってやつです。

岩城さんには、香藤くんがいていいなあ。

そう、痛切に思うときがあります。